どうも、モズモズです。
YouTubeの英語授業です。今回は、基本動詞である”TAKE”で始まる10の熟語”です。先生は、アダム先生です。
今回のYouTubeは、英語で説明するスタイルですが、ゆっくりと明瞭な発音で説明されています。リスニングの練習にもなります。又、ネーティブの学校の雰囲気も味わえます。
- タイトルは、”TAKE”で始まる10の英熟語です。
- ビデオはここから御覧ください。
- 映像は臨場感があって、記憶に残りやすい。
- ハリーポッターに”TAKE”は何回出てくる?
- “TAKE”で始まる10の熟語の意味
- アダム先生の説明
- “take out”(マクドナルドですね。)(開始37秒後)
- “take in”(服がダブダブだったら)(開始1分25秒後)
- “take over(運転に疲れたら)(開始2分10秒後)
- “take up”(勉強についていけない場合は)(開始2分40秒後)
- “take after”(父親?母親?どっちに似てる?)(開始3分30秒後)
- “take back”(ひどいことを言っちゃった時は)(開始4分後)
- “take off”(飛行機に乗ると、)(開始4分46秒後)
- “take on”(勝負してやる!)(開始5分15秒後)
- “take down”(負けちゃった)(開始5分40秒後)
- “take to”(好きになりました)(開始6分20秒後)
タイトルは、”TAKE”で始まる10の英熟語です。
このビデオに出てくる”TAKE”で始まる10の熟語は以下の通りです。ビデオを見る前に下の熟語を音読して、言葉のイメージを浮かべてみてください。
- take out
- take in
- take over
- take up
- take after
- take back
- take off
- take on
- take down
- take to
まず最初に、アダム先生の”TAKE”で始まる10の英熟語 (英語のタイトルは”Phrasal Verb with “TAKE”)のビデオのリンクをすぐ下に貼っておきます。(約8分のビデオです。)
すぐにビデオを見たい方は、下の画面をクリックしてください。
ビデオの下に解説を書きましたので、ビデオを見る前に読んでも良いですし、後で読んでもかまいません。
ビデオはここから御覧ください。
(この下の画面をクリックして下さい。)
映像は臨場感があって、記憶に残りやすい。
今回のような講義形式の映像で勉強すると、先生の話すリズムや表情もいっしょに情報として、脳に入ってきますので、印象に残り易く、記憶もしやすくなると思います。
特に”TAKE”は、使い方の難しい言葉です。
TAKE, GIVE, GET, 等々の基本動詞の概念を説明している本もありますが、ボクは例文をたくさん読んで、自分のイメージを見つける方法をオススメします。
今回のようにネーティブの説明を英語で聴くという方法も、イメージをつかむ上で効果的です。
ハリーポッターに”TAKE”は何回出てくる?
参考までに、ハリーポッターの第一巻、”Harry Potter and the Philosopher`s Stone”(日本語版は「ハリーポッターと賢者の石」に”TAKE”という単語が何回出てくるか調べてみました。
結果は、”take”が約85ヶ所、過去形の”tookが”約60ヶ所、過去分詞の”taken”が約29ヶ所ありました。
小説ですから、「誰かを連れて行く」「何かを持っていく」とか、「何かを手に入れる」や、「取る」、「つかむ」等の動作がたくさん文章に出てきます。これらは”take”で表現される場合が多いようです。
“TAKE”で始まる10の熟語の意味
“TAKE”のイメージは上のイラストです。自分の意志で何かを取る、というイメージです。
今回のビデオで紹介されている”TAKE”で始まる熟語の意味を下に書いておきます。 一般的な英和辞典に載っている意味です。
- take out;取り出す、持ち出す、連れ出す、以て帰る、取り除く、(人を)殺す
- take in;(物を)(中に)取り入れる、(、、、を)理解する、(人を)欺く、だます、
- take over;引き継ぐ、引き取る、(、、、を)持っていく、
- take up;(、、、を)取り上げる、手に取る、(、、、を)上方に連れていく、ふさぐ、奪う、
- take after;をまねる、 に似る、 を追いかける
- take back;(使う前に取り戻す、返す、引き取る、撤回する、(、、、を連れ戻す)
- take off;脱ぐ、はずす、取り外す、割引く、連れ去る、(飛行機が)離陸する、(事が)うまくいく、景気がよくなる、
- take on;引き受ける、雇う、(争い、競技で)(人の)相手をする、
- take down;(、、、を)書き取る、(高いところから)降ろす、(建物を)取り壊す、(人に)恥をかかせる、(人の)鼻をあかす、
- take to;に熱中する、(習慣的に)、、をし始める、が好きになる、なつく、 、、、に頼る
アダム先生の説明
アダム先生の説明で、印象に残ったものがいくつかをここに書いておきます。
“take out”(マクドナルドですね。)(開始37秒後)
(↓短くクリップしています。)
take out;
「テイクアウト言えば、まず、マクドナルドに行って注文すると”take inですか、それともtake out ですか?”と聞かれます。」
(マクドナルドの発音聞き取れましたか?)
「別の意味は、文字通り、例えば、オーブンから七面鳥を取り出すといった動作です。」
(”take”の文字通りの意味は、あくまで、手でつかむ、いう意味です。)
「それから、スラングで誰かを殺すことを”take someone out” と言います。」
(これは映画なんかでほんとうによく出てくる表現ですよ。)
“take in”(服がダブダブだったら)(開始1分25秒後)
(↓短くクリップしています。)
take in:
“If your clothes are too big, If you’ve lost some weight,you might want to take in your shirt or your dress or your pants. You take it to a tailor and he or she will take it in ,make it smaller ,tighter.”
「服がちょっと大きすぎたりした場合に、服屋さんでサイズを詰めてもらう場合に”take in” と言います。」
(“take in”って、意味がたくさんあるのに、なぜ、わざわざ”服を詰める”方の意味を説明しているのか、少し謎ですね。アダム先生が日常的によく使う表現なんでしょうか?“take in” は日本人が最もイメージをしづらい熟語の一つではないでしょうか。イメージとしては、服を切るのではなく、内側に折って丈を短くする、ということでしょうか。これだと”in”をイメージしやすいですね。)
(take in の例文を挙げておきます。)
I`ve lost so much weight that I’ve have to take in all my clothes.私は、とても、やせたので服をみんな詰めなければならなくなった。(研究社 ロングマン 句動詞英和辞典より引用)
「捨て猫などを家に連れて帰って、面倒をみるといった場合にも”家族に受け入れる”という意味で、”take in” を使います。」(これも、例文を下に挙げておきます。)
Now that he’s parents are dead,who will take the boy in ?男の子の両親が亡くなってしまった今、その子はどこで受け入れてもらえるのだろう。(研究社 ロングマン 句動詞英和辞典より引用)
“take over(運転に疲れたら)(開始2分10秒後)
(↓短くクリップしています。)
take over;
アダム先生は、会社が別の会社を買収することを”take over”すると言っています。
実用的な言い方として、「車の運転をしていて、隣に座っている人に車の運転を変わってほしい場合に、Can you take over the driving? と言ってswitchすること。」
“take up”(勉強についていけない場合は)(開始2分40秒後)
(↓短くクリップしています。)
take up;
この表現は意味がイメージしづらいと思います。非常に役立つ説明をしています。
3つの使い方を説明していますが、サラリと説明していますので、油断すると聞き逃しますので、気を付けてください。
「1,部屋の中で、スペースを取っていることを”take up”といいます。(時間を取ることにも使います。)
2, 何かを始める場合に、例えば、 ボクはスペイン語の勉強を始めましたといった場合に、I took up Spanish.”と言います。
3,もし、”with”を付けて、”take something up with someone”と言えば、話題として取り上げるという意味になります。例えば、授業についていけない場合、つまり”falling behind “な場合に、“take this problem up with your teacher”と言えます。」
“take after”(父親?母親?どっちに似てる?)(開始3分30秒後)
(↓短くクリップしています。)
take after;
(ここは、サラリと説明しすぎで、意味が取りづらいですね。でも、大事な説明をしています。)
「性格や振る舞いが親に似ること。例えば、 I take after my mother. ”ボクは母親に性格が似ている。”」
(注意! アダム先生はここで、容姿が似るとかでは無く、性格や、振る舞いが似ること、と説明しているのですが、辞書を見ると、容姿が似ることも意味の中に入っています。)
“take back”(ひどいことを言っちゃった時は)(開始4分後)
(↓短くクリップしています。)
take back;
(とても、印象的な説明をしています。)
「文字通り、誰かに何かを貸して、それを返してもらうことをtake it backといいます。
一方で、発言をキャンセルすることも”take back”と言います。
例えば、誰かにひどいことを言ってしまい、その発言をキャンセルすることをtake backするといいます。約束のキャンセルにも使えます。」
“take off”(飛行機に乗ると、)(開始4分46秒後)
(↓短くクリップしています。)
take off;
「飛行機が離陸すること。」「新ビジネスが順調に業績を上げ始めたこと。」
(”take off”は”服を脱ぐ”とか、”取り外す”といった意味でもよく使われるので、後で、辞書をじっくり読んでみてください。)
“take on”(勝負してやる!)(開始5分15秒後)
(↓短くクリップしています。)
take on;
take on;
(これも、役立つ表現です。)
「何かに挑戦することをtake someting on と表現出来ます。
挑戦するぞ!という場合に、I will take it onと言えばいい訳です。
又、誰かと勝負するような場合にも使います。
いじめをするヤツに耐えられなくなった時に、コイツと勝負することを I will take him on. とか、I will challenge him to a fightと言います。」
“take down”(負けちゃった)(開始5分40秒後)
(↓短くクリップしています。)
take down;
(意味を2種類紹介しています。)
「take him on したけど、負けた。つまり、そいつがボクをtake downしたことになります。」
「又、ノートを書くことをtake down noteと言います。」
(”やっつける”と、”ノートを取る”、の2つの意味がtake down にあるというのは面白いですね。)
“take to”(好きになりました)(開始6分20秒後)
(↓短くクリップしています。)
take to;
“If you take to someone, means you have a sort of connection with that person. You like that person. You have a feeling that you want to help this person, or you want to be around this person.”
「誰かにtake to するということは、その人と何かのつながりを持っているということ。その人を気に入っているとか、その人を手伝いたいとか、その人の近くにいたいとか。」
(take to もイメージが難しい熟語ですね。しかし、とても使い勝手の良い熟語です。)
辞書によると: ”(人、もの、場所、活動などが)好きになる、気にいる、に熱中しだす”
例文:I took to her at once, she seemed such a charming person.
僕は彼女がすぐに好きになりました。とても、魅力のある人に思えたのです。
(研究社 ロングマン 句動詞英和辞典より引用)
例文:”He has taken to computer games, recently.”
(彼は最近コンピューターゲームにはまっている。)
(英辞郎on the WEB Proより引用)
「単に、take to と言う場合と、take something to somewhre という場合では意味が変わります。」
(この2つの意味については、例文を引用しておきます。
意味;(場所などに)連れていく
例文:I’d like to take you to a show on your birthday.
私は誕生日にあなたをショーの連れて行ってあげたい。
★最後にtakeのイメージを日本語で分かりやすく解説したビデオがありますので、御覧ください。
(※5分30秒のビデオです。)
コメント