YouTubeで学ぶ

“TAKE”で始まる英熟語(YouTubeの英語授業)(2)

Takeで始まる10の英熟語
Takeで始まる10の英熟語
どうも、モズモズです。
YouTubeの英語授業です。今回は、基本動詞である”TAKE”で始まる10の熟語”です。先生は、アダム先生です。
今回のYouTubeは、英語で説明するスタイルですが、ゆっくりと明瞭な発音で説明されています。リスニングの練習にもなります。又、ネーティブの学校の雰囲気も味わえます

タイトルは、”TAKE”で始まる10の英熟語です。

このビデオに出てくる”TAKE”で始まる10の熟語は以下の通りです。ビデオを見る前に下の熟語を音読して、言葉のイメージを浮かべてみてください。
  1. take out
  2. take in
  3. take over
  4. take up
  5. take after
  6. take back
  7. take off
  8. take on
  9. take down
  10. take to
まず最初に、アダム先生の”TAKE”で始まる10の英熟語 (英語のタイトルは”Phrasal Verb with “TAKE”)のビデオのリンクをすぐ下に貼っておきます。(約8分のビデオです。)
すぐにビデオを見たい方は、下の画面をクリックしてください。
ビデオの下に解説を書きましたので、ビデオを見る前に読んでも良いですし、後で読んでもかまいません。

ビデオはここから御覧ください。

この下の画面をクリックして下さい。

映像は臨場感があって、記憶に残りやすい。

今回のような講義形式の映像で勉強すると、先生の話すリズムや表情もいっしょに情報として、脳に入ってきますので、印象に残り易く、記憶もしやすくなると思います。
特に”TAKE”は、使い方の難しい言葉です。
TAKE, GIVE, GET, 等々の基本動詞の概念を説明している本もありますが、ボクは例文をたくさん読んで、自分のイメージを見つける方法をオススメします。
今回のようにネーティブの説明を英語で聴くという方法も、イメージをつかむ上で効果的です。

ハリーポッターに”TAKE”は何回出てくる?

参考までに、ハリーポッターの第一巻、”Harry Potter and the Philosopher`s Stone”(日本語版は「ハリーポッターと賢者の石」に”TAKE”という単語が何回出てくるか調べてみました。
結果は、”take”が約85ヶ所、過去形の”tookが”約60ヶ所、過去分詞の”taken”が約29ヶ所ありました。
小説ですから、「誰かを連れて行く」「何かを持っていく」とか、「何かを手に入れる」や、「取る」、「つかむ」等の動作がたくさん文章に出てきます。これらは”take”で表現される場合が多いようです。

“TAKE”で始まる10の熟語の意味

“TAKE”のイメージは上のイラストです。自分の意志で何かを取る、というイメージです。

今回のビデオで紹介されている”TAKE”で始まる熟語の意味を下に書いておきます。 一般的な英和辞典に載っている意味です。

  1. take out;取り出す、持ち出す、連れ出す、以て帰る、取り除く、(人を)殺す
  2. take in;(物を)(中に)取り入れる、(、、、を)理解する、(人を)欺く、だます、
  3. take over;引き継ぐ、引き取る、(、、、を)持っていく、
  4. take up;(、、、を)取り上げる、手に取る、(、、、を)上方に連れていく、ふさぐ、奪う、
  5. take after;をまねる、 に似る、 を追いかける
  6. take back;(使う前に取り戻す、返す、引き取る、撤回する、(、、、を連れ戻す)
  7. take off;脱ぐ、はずす、取り外す、割引く、連れ去る、(飛行機が)離陸する、(事が)うまくいく、景気がよくなる、
  8. take on;引き受ける、雇う、(争い、競技で)(人の)相手をする、
  9. take down;(、、、を)書き取る、(高いところから)降ろす、(建物を)取り壊す、(人に)恥をかかせる、(人の)鼻をあかす、
  10. take to;に熱中する、(習慣的に)、、をし始める、が好きになる、なつく、 、、、に頼る

アダム先生の説明

アダム先生の説明で、印象に残ったものがいくつかをここに書いておきます。

“take out”(マクドナルドですね。)(開始37秒後)

(↓短くクリップしています。)

take out
「テイクアウト言えば、まず、マクドナルドに行って注文すると”take inですか、それともtake out ですか?”と聞かれます。」
(マクドナルドの発音聞き取れましたか?)
「別の意味は、文字通り、例えば、オーブンから七面鳥を取り出すといった動作です。」
(”take”の文字通りの意味は、あくまで、手でつかむ、いう意味です。)
「それから、スラングで誰かを殺すことを”take someone out” と言います。」
(これは映画なんかでほんとうによく出てくる表現ですよ。)

“take in”(服がダブダブだったら)(開始1分25秒後)

(↓短くクリップしています。)
take in:
“If your clothes are too big, If you’ve lost some weight,you might want to take in your shirt or your dress or your pants. You take it to a tailor and he or she will take it in ,make it smaller ,tighter.”
「服がちょっと大きすぎたりした場合に、服屋さんでサイズを詰めてもらう場合に”take in” と言います。」
(“take in”って、意味がたくさんあるのに、なぜ、わざわざ”服を詰める”方の意味を説明しているのか、少し謎ですね。アダム先生が日常的によく使う表現なんでしょうか?“take in” は日本人が最もイメージをしづらい熟語の一つではないでしょうか。イメージとしては、服を切るのではなく、内側に折って丈を短くする、ということでしょうか。これだと”in”をイメージしやすいですね。)
(take in の例文を挙げておきます。)
I`ve lost so much weight that I’ve have to take in all my clothes.
私は、とても、やせたので服をみんな詰めなければならなくなった。
(研究社 ロングマン 句動詞英和辞典より引用)
「捨て猫などを家に連れて帰って、面倒をみるといった場合にも”家族に受け入れる”という意味で、”take in” を使います。」(これも、例文を下に挙げておきます。)
Now that he’s parents are dead,who will take the boy in ?
男の子の両親が亡くなってしまった今、その子はどこで受け入れてもらえるのだろう。
(研究社 ロングマン 句動詞英和辞典より引用)

“take over(運転に疲れたら)(開始2分10秒後)

(↓短くクリップしています。)

take over;

アダム先生は、会社が別の会社を買収することを”take over”すると言っています。
実用的な言い方として、「車の運転をしていて、隣に座っている人に車の運転を変わってほしい場合に、Can you take over the driving? と言ってswitchすること。」

 

“take up”(勉強についていけない場合は)(開始2分40秒後)

(↓短くクリップしています。)

take up;

この表現は意味がイメージしづらいと思います。非常に役立つ説明をしています。
3つの使い方を説明していますが、サラリと説明していますので、油断すると聞き逃しますので、気を付けてください。
「1,部屋の中で、スペースを取っていることを”take up”といいます。(時間を取ることにも使います。)
2, 何かを始める場合に、例えば、 ボクはスペイン語の勉強を始めましたといった場合に、I took up Spanish.”と言います。
3,もし、”with”を付けて、”take something up with someone”と言えば、話題として取り上げるという意味になります。例えば、授業についていけない場合、つまり”falling behind “な場合に、“take this problem up with your teacher”と言えます。」

“take after”(父親?母親?どっちに似てる?)(開始3分30秒後)

(↓短くクリップしています。)

take after;

(ここは、サラリと説明しすぎで、意味が取りづらいですね。でも、大事な説明をしています。)
「性格や振る舞いが親に似ること。例えば、 I take after my mother. ”ボクは母親に性格が似ている。”」
(注意! アダム先生はここで、容姿が似るとかでは無く、性格や、振る舞いが似ること、と説明しているのですが、辞書を見ると、容姿が似ることも意味の中に入っています。)

“take back”(ひどいことを言っちゃった時は)(開始4分後)

(↓短くクリップしています。)

take back;

(とても、印象的な説明をしています。)
「文字通り、誰かに何かを貸して、それを返してもらうことをtake it backといいます。
一方で、発言をキャンセルすることも”take back”と言います。
例えば、誰かにひどいことを言ってしまい、その発言をキャンセルすることをtake backするといいます。約束のキャンセルにも使えます。

“take off”(飛行機に乗ると、)(開始4分46秒後)

(↓短くクリップしています。)

take off;
「飛行機が離陸すること。」「新ビジネスが順調に業績を上げ始めたこと。」
(”take off”は”服を脱ぐ”とか、”取り外す”といった意味でもよく使われるので、後で、辞書をじっくり読んでみてください。)

“take on”(勝負してやる!)(開始5分15秒後)

(↓短くクリップしています。)

take on;
(これも、役立つ表現です。)
「何かに挑戦することをtake someting on と表現出来ます。
挑戦するぞ!という場合に、I will take it onと言えばいい訳です。
又、誰かと勝負するような場合にも使います。
いじめをするヤツに耐えられなくなった時に、コイツと勝負することを I will take him on. とか、I will challenge him to a fightと言います。」

“take down”(負けちゃった)(開始5分40秒後)

(↓短くクリップしています。)
take down;
(意味を2種類紹介しています。)
「take him on したけど、負けた。つまり、そいつがボクをtake downしたことになります。」
「又、ノートを書くことをtake down noteと言います。」
(やっつける”と、”ノートを取る”、の2つの意味がtake down にあるというのは面白いですね。)

“take to”(好きになりました)(開始6分20秒後)

(↓短くクリップしています。)

take to;

“If you take to someone, means you have a sort of connection with that person. You like that person. You have a feeling that you want to help this person, or you want to be around this person.”

誰かにtake to するということは、その人と何かのつながりを持っているということ。その人を気に入っているとか、その人を手伝いたいとか、その人の近くにいたいとか。」

(take to もイメージが難しい熟語ですね。しかし、とても使い勝手の良い熟語です。)

辞書によると: ”(人、もの、場所、活動などが)好きになる、気にいる、に熱中しだす”
例文:I took to her at once, she seemed such a charming person.
僕は彼女がすぐに好きになりました。とても、魅力のある人に思えたのです。

(研究社 ロングマン 句動詞英和辞典より引用)

例文:”He has taken to computer games, recently.”

(彼は最近コンピューターゲームにはまっている。)
(英辞郎on the WEB Proより引用)

単に、take to と言う場合と、take something to somewhre という場合では意味が変わります。

(この2つの意味については、例文を引用しておきます。
意味;(場所などに)連れていく
例文:I’d like to take you to a show on your birthday.
私は誕生日にあなたをショーの連れて行ってあげたい。
★最後にtakeのイメージを日本語で分かりやすく解説したビデオがありますので、御覧ください。
(※5分30秒のビデオです。)

コメント

タイトルとURLをコピーしました