どうも、モズモズです。
教科書や、参考書に載っている英熟語がほんとうに実戦で役立つのか、心配になりませんか?
ネーティブ教師が実際に授業で教えている熟語だとわかれば、安心ですね。
ネーティブの英語講師が英熟語の講義をしているYouTubeのビデオがありますので、今回はこれを紹介いたします。 英語で英語を説明するスタイルですが、ゆっくりと明瞭な発音で説明されていますので、どなたでも容易に聴くことが出来ます。
今回は、”GET”で始まる10の熟語をYouTubeを利用して、学びます。8分50秒のビデオです。
講師は、”English Lessons with Adam”というYouTubeチャンネルのアダム先生です。
ビデオのタイトルは、”GET”で始まる10の英熟語です。
ビデオのタイトルは、”GET”で始まる10の英熟語”です。このビデオに出てくるGetで始まる10の熟語は以下の通りです。
- get up
- get down
- get away
- get over
- get off
- get on
- get in
- get through
- get between
- get along (with)
まず最初に、アダム先生の”GET”で始まる10の英熟語”(英語のタイトルは”10 Get Phrasal Verbs”です。)のビデオのリンクをすぐ下に貼っておきますので、すぐにビデオを見たい方は、下の画面をクリックしてください。
(字幕を付けてご覧になる場合は、自動翻訳ではなく、人が翻訳した英語字幕がありますので、そちらを御覧ください。日本語は自動翻訳で見ることができますが、出来るだけ、英語の字幕で見てください。)
ビデオの下に解説を書きましたので、ビデオを見る前に読んでも良いですし、後で読んでもかまいません。
ビデオはここから御覧ください。
【この下の画面をクリックしてください】
映像は臨場感があって、記憶に残りやすい。
参考書を使って、活字だけで勉強する場合と違い、今回のような講義形式の映像で勉強すると、先生の話すリズムや表情もいっしょに情報として、脳に入ってきますので、印象に残り易く、記憶もしやすくなると思います。
今回のアダム先生は、ビデオの冒頭で、「生徒のみなさんが句動詞(動詞で始まるフレーズ)はとても難しい、と言っています。でも、こういふうに考えてください。句動詞もボキャブラリーのウチだと。あんまり楽しくないかもしれないけど、そんなに難しいものではないので、単純に記憶して、そして、使ってみてください。練習を繰り返すだけのことです。」と言っています。まあ、語学の基本ですよね。
しかし、日本人にとって、句動詞を使いこなすのは簡単ではないので、出来るだけ、句動詞の具体的な例文を音読して、発想をいっしょに頭に入れることが大事だとボクは思います。
“10 GET Phrasal Verbsの意味
今回のビデオで紹介されている”GET”で始まる熟語の意味を下に書いておきます。
一般的な英和辞典に載っている意味です。
- get up;①起床する②起きる③立ち上がる
- get down;①降りる②身をかがめる③気が沈む
- get away;①立ち去る②(旅に)③出る④逃れる⑤避ける
- get over;①乗り越える②通り越す③を渡る④から回復する
- get off;①(列車,バス,飛行機から)②降りる③出発する④出かける⑤刑罰を免れる⑥仕事から解放される⑦退社する。
- get on;①(バスなどの大きな乗り物に)②乗る③乗車する④はかどる⑤進める⑥年をとる⑦(~に)⑧近づく⑨(何とか)やっていく⑩暮らす、
- get in;①(中に)②入る③(乗り物に)④乗り込む⑤(家,会社などに)⑥着く⑦当選する⑧(試験などのあとに)⑨入学する⑩入会する
- get through;①を通り抜ける②を通り抜けて着く③を切り抜ける④を過ごす⑤を終える⑥に合格する⑦を通過する⑧を平らげる
- get between;①(間に)はさまる②(間に)入る
- get along (with);①先へ進む②はかどる③進める④移る⑤遅くなる⑥年をとる⑦(何とか)⑧やっていく⑨暮らす⑩仲良くやっていく⑪(~と)仲良くやっていく、
アダム先生の説明
アダム先生の説明で、印象に残ったものがいくつかありますので、ここに書いておきます。
get up;(開始1分13秒後)
アダム先生は、「着飾るとか、正装するとか、扮装することも”get up”といいます。
又、”getup”という名詞としても、身なりや、装いを意味する。」
(これは英和辞典では順番が低い意味ですが、実際は割と日常的に使われる表現だと思われます。)
get down;(開始1分55秒後)
スラング的な使い方として、「音楽に乗ったり、パーティーをやったりする、という意味。」と言っていますので、これも日常的に使われる意味だと思います。
(”Get down on it”という Cool & The Gangの有名な曲がありますね。)
それから、アダム先生は説明しませんでしたが、 映画を見ていると、会議の場面などで、”Let`s get down to business.”(本題に入りましょう。)という表現はよく出てきますね。
get away;(開始2分23秒後)
ボクが上記で挙げた、「(旅に)出る」を会話的表現として、紹介しています。これも会話の中で、よく使われる、ということだと思います。又、”getaway”という名詞として、旅の行き先のことを指す。と言っています。 ボクは、この”getaway”という表現を、ニューヨーク・タイムズなどの、旅行関係の記事でよく見ています。
get over;(開始2分55秒後)
アダム先生の説明は分かりやすいです。
句動詞の”over”の意味が日本人には、ちょっとピント来ない場合があるのですが、アダム先生は、「”get over”とは、壁などの上をオーバーして、乗りこえるということです。でも、目に見えない”困難”のようなものを乗り越える場合も、”get over”といいます。彼女とけんかしたって? とにかく、”get over”して、make up(仲直り)するかしないかを決めて、move on(前にすすめ)ればいいんだよ。」
get off;(開始3分35秒後)
「ぼくの授業では机の上に座ったりしてはいけませんよ。そいう場合は、”Get off the table!”(机から降りなさい!)と言いますよ。」
次に「犯罪を犯した人が軽い罰で済むこと」と英和辞典にはありますが、アダム先生は「捕まって、”Jail”(刑務所)に入ったと思ったら、すぐに出てきた。」と説明をしています。捕まった(入った)と思ったら、ろくな罰も受けずに出てきた、これを”get off”で表現するようです。
又、「パーティに”get down”して、”get off”(音楽や、薬でハイになって、頭のスイッチが切れる感覚)した。」という表現も紹介しています。
”get off”は英和辞典などでは、たくさんの意味が書かれていますが、イメージが感覚的に掴めると、英和辞典の意味もわかりやすくなります。
とにかく、”off”いうのは”くっ付いて無い、離れている”感じですよね。
get on ; (開始4分48秒後)
(解説省略)
get in; (開始5分00秒後)
(解説省略)
get through; (開始5後分25秒後)
ここのアダム先生の説明は、イマイチです。たぶん時間が気になって、説明のイメージがどこかに飛んでしまったのかなと思います。 積み上げられた宿題の厚さを例に挙げていますが、「こんなに分厚い宿題の中を苦労して、通り抜ける、つまり、スルー(Through)する。」というような説明をしたかったんだと思います。
“get through”は苦労して、何とか、通り抜ける(やり遂げる、)というイメージが大事だと思います。
get between;(開始後5分48秒後)
(解説省略)
get along(with); (開始6分20秒後)
(解説省略)
今回は、ここまでです。
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