どうも。モズモズです。
英語学習の話をお届けしてます。
英検準1級、TOEIC820点取った後に、
英検1級に2回落ちて、
傷心のままタイに移住。
もう20年もタイ暮らし。
ペーパーバックとAudibleは好きだけど、
英会話はビミョーな感じ。
それでも、今でも英語の勉強してます。
モノマネ芸と英語の学習は同じ

モノマネ芸というのは、ほんとうにすごいですよね。
ボクなんかも見るのは割と好きです。
たまたま、テレビで出てきたら、時間を忘れて見てます。
でも、なぜ、見てしまうのか、自分でもよくわからないのですが。
一般的には、「ウチの子供が好きだから。」とかの理由でしょうか。

でも、ボク的には、モノマネが受ける理由には、何か深い事情がありそうだなと思っています。
DNA的な何かから、
「子供の頃、モノマネ、やってたでしょ!」
「あれね、脳の中にある、大事なプログラムなんですよ!」
「もっと、利用して、頭をよくしなさい!」みたいな。
だとすると、言葉の学習にも、だぶん、同じプログラムが動いているんじゃないかなと思うんです。
プロのモノマネ芸人さんのトレーニング方法は、どこかのテレビで見たことがある程度ですから詳しいことはわかりません。
でも、基本的には、お手本である、有名人の声や、しぐさや、表情やらを何回も見て、それを自分でコピーしてみるということだったと思います。
要するに、練習方法としては、下の1から5を繰り返すということですね。
1,お手本を耳や、目、とかの、感覚器官からインプットする。
2,(あまり意識していないが、)脳内でインプットされた情報が処理される。
3,声や、表情や、しぐさを使って、モノマネをアウトプットする。
4,再び、お手本をインプットし、自分のモノマネと比較する。
5,比較した、モノマネの精度を上げて、再び、モノマネをアウトプットする。
2,(あまり意識していないが、)脳内でインプットされた情報が処理される。
3,声や、表情や、しぐさを使って、モノマネをアウトプットする。
4,再び、お手本をインプットし、自分のモノマネと比較する。
5,比較した、モノマネの精度を上げて、再び、モノマネをアウトプットする。
モノマネで英語がうまくなる!
英語学習も、モノマネの練習と基本的に同じではないかと思います。
具体的に言うと、
1,お手本(ネーティブの英語)を聞いて、インプットする。
2,脳内でインプットされた英語が情報として処理される。
3,自分の声で、ネーティブの英語をモノマネして、発声(アウトプット)する。
4,発声された自分の英語をお手本と比較する。
5,比較の結果、モノマネの精度を上げて、再び、英語をアウトプットする。
2,脳内でインプットされた英語が情報として処理される。
3,自分の声で、ネーティブの英語をモノマネして、発声(アウトプット)する。
4,発声された自分の英語をお手本と比較する。
5,比較の結果、モノマネの精度を上げて、再び、英語をアウトプットする。
ここで大事なことは、
自分の声でアウトプットをしないと、脳がお手本との比較が出来ないので、いつまでたっても、精度があがらない。
ということなんです。
ボクの理解では、英語や言語の学習は、以下の手順を意識することが重要ではないかと考えています。
1,お手本を使ったモノマネの練習で英語の回路を脳内に作る。
(声に出して、アウトプットし、言葉を音としてインプットする必要がある。)
2,作られた脳内の英語回路に知識や経験をインプットし続けることが出来る。
(インプットの主な手段が音なので、声でアウトプットをしないと、音としてのインプット能力が上がらない。)
英語のテストの成績は上げたいけど、英会話には興味がない?

「英語の成績は上げたいけど、英会話は出来なくても良い。」
と考えている方もいらっしゃると思います。
しかし、ボクの理解では、英語の勉強というのは、全て、英語という”音”をインプットし、英語という”音”でアウトプットしなければ、上達しないということになります。
つまり、英語の回路を頭に作って、これを利用しなければ、英会話どころか、リーディングも、ライティングも、語彙力も上がらないということになります。
ちなみに、ボクは、朝、出勤の車を運転しながら、”Freakonomics Radio”という、アメリカの人気ポッドキャストを聞いているのですが、
英語が流れ始めると、最初の数分は必ずシャドーイングをやります。シャドーイングとは、相手の話をワンテンポ遅れながら、そのまま、”モノマネ”をして話すというトレーニング方法です。シャドーイング、つまり、”同時ものまね”をやることによって、頭の中が英語回路に切り替わって、リスニングしやすくなります。
(シャドーイングについては、別の機会に書きます。 最初は、シャドーイングではなく、テキストを見ながら、お手本の音を適当に止めながら、モノマネをしてください。)
モノマネにはお手本が必要です。

ものまねにはお手本が必要ですね。
英語学習の場合、英語のネーティブスピーカーがお手本です。
お手本としての音声とテキストの両方の入手は案外難しいです。CDが付いた、英会話の学習教材を購入する、又は、ボクは、NHKの語学講座がもっとも入手しやすいと思います。
お手本の入手が出来れば、後は、下の1番から5番を繰り返してください。
1,ネーティブのナレーションを聞く。
2,出来るだけネーティブの発音をまねて、テキストを音読する。
3,再び、ネーティブのナレーションを聞く。
4,自分の発音の欠点を見つける。
5,繰り返し、テキストの音読をする。
可能であれば、出来るだけ静かな部屋で、自分の声を頭に響かせるイメージで練習してみてください。音読の経験がない人は、最初は恥ずかしいかもしれませんが、がんばって、声に出してみてください。
この練習をする目的は、英語の回路を頭の中につくるためです。頭の中に回路が出来れば、英語を話し始めることによって、回路のスイッチが入り、リスニングもしやすくなります。
初心者は、NHKのラジオの語学番組から

英語学習の初心者とか、もう一回、基礎から英語を勉強したいという人はNHKのラジオの語学番組がオススメです。
NHKの語学番組は、よく出来ています。NHKの番組は、日本中どこでも聞けるようになっていますね。テキストもどこでも買えるようになっています。NHKのウエブサイトからでも、番組も聞けるし、テキストもダウンロード出来るようになっていまっす。
自宅でも学習が出来るようになっているので、リモートワークの休憩時間にも簡単に利用できます。
異論はあるかもしれませんが、語学番組は、ラジオの方がテレビより良いというのがボクの持論です。映像は、視覚情報が多すぎて、頭の中に「英語の音の回路」をつくる方法としては、遠回りではないかと思っています。
音読のためのテキスト

頭の中に英語の回路を作って、この回路を活用するためには、音読を繰り返し行うことが効果的です。
ネーティブの音声は、毎回なくても、問題ありません。ある程度、回路が出来れば、音読を開始すれば、スイッチが入りますから。
最初は、教科書や、NHKのテキストでもOKです。とにかく、自分の声が頭の中に響いていることを確認しながら、音読を繰り返してください。音読は、ゆっくりと読むほうがいいですよ。早く読む必要はありません。ゴルフや野球の選手がゆっくりとスイングを繰り返して、フォームを確認するようなイメージです。
You Tubeの英語チャンネルで音読する

You Tube には、音読にピッタリのチャンネルがいくつかあります。
“TED”という巨大なチャンネルの中にある、教育チャンネル”TED-Ed”の”MYTHIC”という世界の神話を語るシリーズがあります。
この中から、2つ紹介します。
【メモ】 You Tubeの英語番組を音読用として利用する場合は、画面の下にある”字幕”のボタンを押して、字幕の表示が出ることを確認してください。 次に”設定”のボタンから”字幕”を押して、”英語”を選んでください。”英語(自動生成)”は選択しないでください。
最初は、英語の字幕を目で追いながら、ナレーションを聞いてください。 1話が5分程度ですので、すぐに終わります。 次は、同じ話しをもう一度最初から、字幕を音読しながら、聞いてみてください。
字幕を問題なく、目で追えるようでしたら、最初から音読をしてもかまいません。
自分がスムーズに読める部分だけを声に出してみてもOKです。
大事なのは、音を聞きながら、声を出すことです。
今回選んだ、2つは、比較的ゆっくりナレーションが進みますし、日本人には聞きやすい声のナレーターなので、音読しやすいと思います。
”イカロスとダイダロスの神話”
(ゆっくり)
”中国の干支に隠された神話”
(すこし早い)
どうでしたか?
問題なくスピードについていけるようでしたら、同じチャンネルの中にある他の神話や、サイエンスを扱ったものも試してみてください。
音読に慣れてきたら、ペーパーバッグを1冊選びましょう。

音読に慣れてきたら、本を1冊選びましょう。
出来れば、英語だけの本がいいです。
ペーパーバッグが良いですね。
長く、繰り返し、読み続けられるような作品がいいですね。
リモートワークの時代になり、自宅で過ごす時間が増えてきました。
せっかくなので、ペーパーバックで音読の練習をしてみましょう。
オススメのペーパーバッグは次回以降で紹介します。
それから、キンドルとかの電子書籍についても、次回以降で書きます。 ボクは、電子書籍をよく利用しますが、音読には、紙の本が向いている気がしてます。
今は、”Audible”(オーディブル)という、ペーパーバッグの音声版もあるので、モノマネのお手本を聞きながら、ペーパーバッグを音読することが出来るようになりました。
今回はこれで終わりです。
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