英語学習の基本

英語学習者は就職(転職)にも有利です。

どうも。モズモズです。
英語学習の話をお届けしてます。
英検準1級、TOEIC820点取った後に、
タイ暮らしが20年。
ペーパーバックとAudibleは好きだけど、
英会話は苦手。
趣味は、今でも英語の勉強です。

語学で就職を目指すということ。

皆さんの中には、英語の勉強が就職に役に立つのか疑問に思っている方もいらっしゃると思います。
「語学と就職」とか、「語学と仕事」とかについては、今後、機会を作って、何度か書きたいと思っています。 難しいテーマなので、今回は、思っていることを少しだけ書いてみます。

語学は飛び道具だ!(自己肯定が大事。)

最初に、ボクが個人的に持っている、”語学系のイメージ”を語っておきます。 ”究極の自己肯定”です。
”さすらいのガンマン”(でも、刀も差してます。)
これ、ボクの自己肯定イメージです。
元サムライで、語学を収めた証に、クリント・イーストウッドみたいな爺さんに
「これからは、おまえもガンマンじゃ。この金色のピストルを授けるぞよ! でも、玉が切れたら死ぬからね、刀も差しといた方がいいぞ!、、、あと、マントとカーボーイハットとお馬さんもおまけに付けとくから。 もっと、いいのが欲しかったら、ネットでポチって買ってね。」ってね。
ガンマンは、英語という名前の”bullet”(弾丸)をガラパゴスに閉じこもるサムライどもに向かって、バンバン撃ちまくる訳です。 そうすると、びびったサムライはこう言うのです。
「むむ!飛び道具とは卑怯な! でも、今日はこのくらいにしといてあげるから、お通りください。」とお辞儀をします。
そうすると、就職という名の扉がギ、ギーと開いて、中から、声が聞こえます。
「はい、どうぞ。 ご入社おめでとうございまあす!」
★自分なりに勝利の自己肯定イメージを作ればいいと思いますよ!

語学系は、就職に有利でした。

ボクが、就職活動をしたのは、バブルの直前なので、大昔の話です。
ボクが卒業した大学は語学専門の大学で、当時、偏差値的には55から59あたりだったと思います。 そんな、偏差値の平均ゾーンの自分でも、当時は、まだ、今ほど、語学系の大学が多くなかったので、苦労せずに一部上場のメーカーに就職出来ました。
腰のベルトに差した、金色のピストルが効いたのかなと思います。 でも、当時は、ピストルを撃ってみせる必要がなかった。見せるだけでよかったんです。大企業の海外進出が始まった頃で、どこの会社も即戦力を探していたんだと思います。

語学系じゃないけど英語勉強してる人は?

語学系じゃないけど、英会話の学校に通ったり、留学を考えたりしている人も多いと思うんです。
「英語が上手になってから、みんなを驚かせよう、、」とか思っているかもしれませんが、 今、すぐにでも、積極的に実戦の機会を探した方が良いと思います。 英会話学校とか、流行りのオンライン英会話とか、ネーティブとの実戦をに挑戦するチャンスはいくらでもあると思います。
最初は、みじめな結果になることも多いと思うんですけど、語学は人間が使う言葉の勉強なので、実戦で使わないと上達しません。

語学系は特殊技能者

語学系って、ちょっと特殊ですよね。
とにかく、会社の中では、便利な道具みたいな扱いになる。”人間通訳機”とか、”人間翻訳機”みたいな。
でも、胸張ってください。立派な特殊技能者です。
語学系(又は、なりたい人)と、そうじゃない人の距離はとっても遠い。 太平洋のこっちと向こうぐらい離れています。 ちょっとでも、黄金のピストルに手を触れようとするだけで、みんなに「ぺらぺらじゃん。」と褒められます。(又は、そういうことにしといてくれます。)
なんせ、暗黙の「英語がペラペラな人」扱いにしとかないと、自分の仕事が増えちゃいますから。
例えば、マニュアルの翻訳とか、英語の契約書のチェックとか、(英訳は業者に発注する場合も、多いと思いますが、社員で英訳のチェックをする人が必要です。)偉い人の海外出張のお供とか、輸出書類のチェックとか。
このような職場では、語学系は、特殊な技能を持った欠かせない存在になる訳です。

海外赴任を希望する人が少なくなっている。

最近は、中小の製造業でも、納入先の自動車関連や、電気関連のメーカーがどんどん海外に進出するので、これに付いて行く格好で、海外への進出を迫られる場合も多いようです。
ところが、逆に、地元採用の多い地方の会社では、海外赴任を辞退する社員も多いようです。
こういった会社では、語学系の社員は、海外赴任を積極的に希望する貴重な人材になる可能性が高いと思います。
語学系は、今でも就職に有利だと言えると思います。

TOEICは受けておきましょう。

昔は、ガンマンの黄金ピストル、つまり”語学系”という肩書を見せるだけでよかったんだけど、今は、TOEICという標的に玉を当てて見せる必要があります。
でも、心配しないでください。
TOEICの公式データである、 ”TOEIC Program Data & Analysis 2019″によると、大学専攻別の平均スコアは、英語専攻の語学、文学系が517点と平均点でトップとなっています
実際には多くの大手企業が評価するのは、600点以上のようですが、英語系の学生がこの600点以上の最短コースに位置しているのは間違いありません。

語学系のフリーは大変です。

ボクは、基本的に語学系は会社に所属するか、学校の英語の先生をめざすのがベストだと思います。 国家資格である、”全国通訳案内士”にでもならない限り、フリーで食べていく方法はほとんど無いと思ってください。
ボクも、フリーで翻訳の仕事をやっていたことがありますが、収入が少なすぎて、食べていけるようなレベルにはならないと感じました。 辞書を全く引かなくても専門用語を全て覚えているぐらいの得意分野があれば別ですが、それも、力のある大きな翻訳エージェントに優先的に仕事をもらわないと、そんな都合の良い翻訳はまわってこないと思います。
あるいは、語学力を生かして、海外での起業に挑戦するという方法もありますが、簡単に出来ることではありません。
今回は、これで終わりです。
ご意見、ご質問、ご指摘、励まし、アドバイス等、何でも受け付けますので、メセージをいただけたら嬉しいです。

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